Outdoor Coffee ① まずはやってみよう!


 キャンプの朝、まだ空気が澄んでいてひんやり。日が昇り始める夏の朝です。

鳥の声をききながら、コーヒーを入れて飲む。

ふ~、、と心が洗われます。


マウンテンバイクで長い坂を上り、やっと出た見晴らしの良い丘の上。

静かな誰もいないところでコーヒーを入れて飲みたくなります。


でも、家の外でどうやってコーヒーを入れるの?と二の足を踏んでいる方も多いと思います。

コーヒーマシンなしでもやってみれば簡単。そのうち気軽にどこでもおいしいコーヒーを入れて飲むことができるようになります。 

この Outdoor coffee シリーズでは 車、徒歩、自転車、仕事での出張先のホテルなどどこでもおいしいコーヒーを飲むためのわずかな工夫を紹介したいと思います。


最も簡単な場合

手始めに練習として、もっとも簡単な場合を想定して外でコーヒーを入れてみましょう。

目的はただ、外で自宅以外でコーヒーを入れて飲む・・・です。
最も容易な条件で自分の場合は下記を想定してやってみました

①場所:写真のように屋根付きのイスとテーブルのある自宅の前。ほかの人は自宅のベランダ、公園でもOKです。出張先のホテルでもいいでしょう。お手軽な場所がいいです

②気象条件:初めは困難が少ない条件です。今回はお試しで8月の日曜日、気温33℃、風はほとんどなし、雨の心配もいりません。あるいは出張先のホテルならいつでもOK。




必要なもの

新たな追加投資なしで家から持ち出せるもので済ませます。下記写真
①やかん ②水 500ccのペットボトルに水道水を入れただけ ③マグカップ ④コーヒードリッパー(プラスチック製)⓹ペーパーフィルター ⑥熱源(カセットコンロ 鍋で使うやつでOK) ⑦計量スプーン ⑧コーヒー (中引き程度粉にひいたもの)

ここでポイントは、計量スプーンに粉を入れたときに一杯で何gコーヒーが入るのかを事前に調べておくことです。 あるいは、スプーン購入時に記載されている場合もあります

例えば、カリタはすりきりで8gとか。。。。
写真の計量スプーンはすりきりで13gでした。


湯の温度や抽出時間などほかのことはだんだん経験で分かるようになります。


★★コーヒー(下の写真)⇒ 豆で写っていますが事前に粉にひいてチャック付きの袋に入れて持っていけばOK。

 粉にしても風味は2日は持つので、1泊のキャンプならミルは不要(後で必要な例を示します)
今回は自家焙煎したタンザニアのンゴロンゴロという豆を挽いて使用しました。シリトリのネタにも使える良い名前。味のほうは・・・酸味が強い豆なので少し深めで焙煎して酸味を弱くて、甘味を残します。。。お気に入りです。

深煎り好きの方には、注文焙煎の際、このようなアフリカ系の酸味の強い豆をお勧めします。

手順1  粉をセット

手順は自宅での作業と全く同じです。

 コーヒーの粉を計量スプーンでコーヒーの粉を測り、ペーパーをセットしたドリッパーに入れます。マグカップ180ccに対して、適正な粉の量は(スプーンを目安に)13-14gと自分は決めていますのでその量を入れます。

 湯を沸かす前にセットしておきます。想像より早く湯が沸いてしまったりこともあるので、最初にやっておきます。


手順2 湯を沸かす

 今回は家庭用のカセットコンロで、やかんで普通に湯を沸かします。
コーヒー抽出の湯の温度は90℃ぐらいが良いのですが、温度計がないのでわかりません。
また、炎の色もわかりませんので火加減もわかりません。
沸騰は目視で確認するしかなく、手を当てて温度の感触をつかめるのがベストですが、難しいのでいったんは沸騰したら~1分ぐらい冷まして手の平を当ててを少し熱いぐらいを確認し冷えすぎていなければOK.

 外気温で大きく変わるので、湯の温度の管理が外でコーヒーを入れる課題もなります。

湯が沸きました

やけどに注意しないように、熱くなっているか手のひらを近づけてみます。熱すぎたら1分ぐらい冷まします

よさげな温度になったら、少し注いで少し蒸らします。30秒とかいろいろありますが、アバウトでOK。 やかんでやっているので勢いよく出てしまっていますね。。。これも課題です

少し蒸らしておく。器具によってまちまちですが、、、この器具では。

ゆっくり注ぎます。。やかんを使っているので勢いがありすぎて、、要改善。でもまあ、OKです。

注ぎ始めて3分ぐらいしたら、引き上げます。

湯が残っていても時間で引き揚げます。  逆に、時間になって落ちきるようにゆっくり注ぐのがベストです。最初はそんなことは気にすることはないです。

💛💛出来上がり!

あとは、ゆっくり飲んであと片付け。
外では、ごみは持ち帰りが原則です。

以上です。

実際に、やってみると屋内で行うのと比べ不具合が生じることがあると思います。

 でも、まずはもっとも簡単に試してみてください。
インスタントコーヒーや市販のドリップオンのようなものとは格別に味は違うと思います。
 いつもと違う環境で、コーヒーを入れて飲むと多少出来が悪くてもおいしいと思います。
できるだけ新鮮なコーヒーをお使いください。
(製造後1年は賞味期間とかではなくて、、、)

ここまで読んでいただきありがとうございました。
 





「注文焙煎」自家焙煎 KOBORI

東京都町田市の閑静な住宅街にある自家焙煎珈琲豆販売店です。小田急線鶴川駅から徒歩14分の自宅で良質の生豆を焙煎し、販売しております。

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